写真を撮る上で大切な3つのポイント
一眼レフ、ミラーレスカメラを買ったはいいけれどSNSで見るような背景のボケた写真やいい感じの写真が撮れない!
そんな人に「シャッタースピード」や「F値」、「ISO感度」について分かりやすく解説します!!
- シャッタースピード
- F値(絞り値)
- ISO感度
- まとめ
シャッタースピード
まず、シャッタースピードとはシャッターが開いている時間のことを言います。
分かりやすく目に例えると、目を開いてから閉じるまでの間は光を取り込み続けているイメージです。
シャッタースピードは1秒、1/2秒、1/10秒、1/250秒と表されます。
1秒などシャッターが開いている秒数が長いほど写真は明るくなるが、その分景色などを映している時間が長いためブレやすくなり、1/250秒などシャッターが開いている秒数が短いほど写真は暗くなるが、写真のブレは少なくなります。
では夜や屋内など暗めの場所で写真を撮りたい!となった時にはどうすれば良いか、それがこの後説明する「F値」と「ISO感度」が大切になってきます。
F値(絞り値)
F値はレンズから入る光の量のことを言います。
レンズに絞り羽根という物が付いており、絞り羽根の開閉によって取り込む光の量を調整します。
F値はレンズにもよりますが、F1.4~F22程度まであります。
F値を変えることにより、被写界深度というものも変わります。
被写界深度…ピントが合う範囲(F値を小さくすると狭まり、F値を大きくすると広くなる)
これによってF値を小さくして、ピントが合う範囲が狭まると一眼らしいボケのある写真を撮ることができます。
風景などは奥行きがあるのでF値を大きくして撮影すると全体にしっかりピントが合った写真になります。
F値を下げるとボケが強くなり、写真が明るく。反対にF値を上げると全体にピントが合いボケが少なく、写真が暗くなります。
ISO感度
ISO感度は、カメラがセンサーで捉えた光をどれだけ増幅させるかを表す数値です。
光を増幅させると夜景や暗い場所で撮影した写真を自動で明るくして保存することが可能になります。
ISO感度はカメラの機種にもよりますが、大体80~25600程度であり、ISO感度が最低値であれば撮影時に取り込んだ光はほぼそのままになりノイズ(ざらつき)は出ないが、ISO感度が高ければ高いほど写真は明るく撮れるがノイズ(ざらつき)が出てしまいます。ただし、現代のカメラでは極端にISO感度を上げたりしなければノイズ(ざらつき)はあまり気になりません。
なので暗い場所で撮影する時はISO感度を上げるだけではなく、シャッタースピードやF値も上手く設定するときれいな写真が撮れるようになります。
まとめ
今回はシャッタースピード、F値、ISO感度の3つのポイントを簡単に説明しました。
この3つのポイントを軽く覚えておくだけで撮りたい被写体、シチュエーションがある時にカメラの設定が少ししやすくなり、一眼レフらしい写真が撮りやすくなると思います!
他の記事では写真を撮る上での構図や、今回説明した3つのポイントをうまく活用した写真の撮り方などを解説していくので良かったら参考にしていただけると嬉しいです…!
今回の記事はここまでになります。読んでいただきありがとうございました!